FUJIYOSHI ARCHITECT'S OFFICE

藤吉建築設計事務所



廊下の収納と天井の間は圧迫感を和らげるため間接照明になっています。
居間から食堂を見たところ。屋根は木造で、木の構造を表し一部はロフトになっています。
玄関へは路地を通ってアプローチ。
犬山城に向かって美しい木造の町並みが残る商店街が続いています。夜明屋は街並修景地区にも指定されたこの通りに面した、店と住宅が一体となった典型的な町家で、老朽化したので今回建て替えを計画されました。付近では最近プレファブ鉄骨造による立替が進んでおり、町並みになじまないその姿に疑問を抱かれたお施主さんが、私共の事務所を訪ねられました。建築の考え方について意見が合い、設計・監理をさせてもらうことになりました。奥様をはじめ家族の皆さんが、建築や町並みにたいして、高い見識を持っておられ、設計者にとって大変有難い建築主で、楽しく仕事ができました。半年間の設計プロセスもお互いの意見がかみ合い、町並みに調和する外観、奥深い生かした路地のアプローチと中庭、路地の奥には土蔵がつながるという具合に町家ならではの空間、楽しさが味わえる計画となりました。
1995年 第3回愛知まちなみ建築賞受賞
夜明屋